第十話 “NO Rain NO Rainbow!” 05-07

昨晩の事。

今回初の雨に降られ鹿児島市内をうろうろしながら寝床を探していた。
晴れていれば別にどこでもいいが、雨風が酷く難航した。
雨にうたれて、さ迷う気分は最悪だ。
惨めで何故か寂しくなる。
軒下を見つけて謎の使命感にかられながらブログをアップ。

さぁどうすっか?

ますます雨は酷くなる。
地図を見る。
近くにライダーハウスがある。
電話する。
繋がらない。
もうこのまま夜を明かそう。
と腹をくくる。

寒い。
役立たずのカッパのせいで服が濡れだした。
とりあえず一服(-。-)y-゚゚゚
ピピピピ♪
ライダーハウスさんからの電話だった。
夜遅くにも関わらず、『ゴメンゴメン♪雨で大変だったでしょ!早くおいで』と。

救われた。
これから梅雨なのに今からこんなでどーすんだ!
と、厳しい意見も聞こえて来そうだが初雨にすっかり気分がやられていた。

ライダーハウス。
旅人が集まる宿。
半端ない雰囲気だった。


今朝起きると。
まだ雨が降っている。
出発の踏ん切り着かず。

しはらくの格闘の末出発。
走り出すと、いきなりFunkyな車を発見。
しばらくFunkyなおじぃと談笑♪

『日本の自然を描く一人旅』


何だか元気をもらった。

甘栗とレトルトカレーももらった。
ありがとう!
近藤画伯!
その後しばらく走り続けちょいと休憩♪
と、自販機の前でくつろいでいると。

薩摩おごじょが、びわを差し入れしてくれた。
『さっきあっちで走ってるを見かけて!』と。


びっくりやら嬉しいやら。
甘くて美味しかっです!
ごちそうさまでした!

さてさて。
順調な道のり。
雨も上がり足取りも軽い。
すると。
キャンプ場を発見。
充実設備で500円♪
しかもほぼ貸し切り♪
決めた!よろしくお願いしますm(__)m
更に!
受付のおじさんが自分のサーフボードを見て、『このキャンプ場の前の海も波乗り出来るよ。いつも誰もいないけどね。』 と。

なんですとぉ~!?
サーフポイントが近くにあるのは知っていたがまさかこことは♪
明日のんびり探そうと思ってたのに、なんてラッキー♪

テントを張りちょっくら波チェックへ。


がら~ん。
ザザッ~。


小さいながらも何とか出来そう♪


そのままウエットに着替え波乗り開始!
行ってきま~す♪


1時間ちょい貸し切りでサーフィン。
日が傾いてきたので終了。
テントへ戻る。


~NO Rain NO Rainbow~

~雨が降らなきゃ虹はでない~
~悪いことがあるから、いいことがある~
静まり返ったキャンプ場。
遠くに波の音が聞こえる。
明日の朝も出来たらいいな。
サーフィン♪

ではまた!