第百十四話  Great Surf jorney Day-40~41 
“ ITANKI SUPER SESSION! ” 08-29 & 30

29日朝。
白老の街を出る。
まずはKポイントでイタンキのTさんと待ち合わせだ。

ポイント到着。
と、ここで。  たまたま波チェックに見えたMさん。
なんと3年前に沖縄のシーナサーフでBOSSの手ほどきを受け。

そこからサーフィンライフがスタートしたらしい♪



まさかの出会いにまずはびっくり♪
ローカルさんも皆さん声をかけて下さりなんだか楽しい時間。



しばらくするとTさん到着!



『お久しぶりです!』  『おぉ~やなっち!』とTさん。
さらにしばらくすると、スモッティーさんも来て下さった。

海を眺めるお二人。



長い長い北海道のサーフィンの歴史の中で。
きっとたくさんのサーファーさんと海の移り変わりを見て来たんだろうなぁ。
と。
海を見ながら話しているTさんとスモッティーさんを見ながら、そんな事を思ったりした。

Tさんから。
『DOVEのTさんから!』と。



DOVEの35th記念ステッカーを頂きおおはしゃぎな自分♪
*DOVE・Tさん!ありがとうございました♪

さてここからイタンキ浜へ移動だ。  Kポイントから2時間くらいのんびり移動。

イタンキの看板発見♪
そして到着。
そこにはイタンキのローカルさん達が。



自分が自己紹介するより早く、Tさんとスモッティーさんが皆さんに自分を紹介してくれる。
その度にちょっと大袈裟なその紹介っぷりに照れ笑いの自分(笑)
『いや~波があればね~!』とローカルさん達は口々に。
今日のイタンキはNO SURFコンディションだ。
確かに波乗りが出来ないのは残念な気もするが。  その分ローカルの皆さんと話しが出来る♪

この旅はサーフィンすることだけが目的ではない。  波との出会いと、人との出会い
それを求めてのこの旅だ。
例え波が無くても。  そのポイントを大事にするサーファーさんと話しが出来ること。
それはサーフィンをすること同じ位大切なことだ。
そのポイント事に印象的な波があり。  思い出になる出来事があり。
そして熱い心を持った人達がいるのだから。

さて。
Tさんとスモッティーさんとイタンキ浜を散歩にいく。  イタンキ浜は鳴き砂のビーチで有名だ。
スモッティーさんに鳴き砂の歩き方を教わりさっそく挑戦。



きゅ♪きゅ♪きゅ♪
足を伝わる感触が面白い♪  きゅ♪きゅ♪きゅ♪

やなっち!上手いな~(笑)と、華麗な鳴き砂ステップを絶賛され。
調子に乗って。
きゅ♪きゅ♪きゅ♪きゅっ♪と(笑)

三人が妙な歩き方で砂浜を練り歩く。

きゅ♪きゅ♪きゅっ♪

妙な足取りで浜の奥まで歩き。
イタンキ浜のボルコム岩をバックに記念撮影♪



そしてこの後。
歴史的なセッションがこのイタンキ浜で繰り広げられる事となる。
その火蓋を切ったのは。

スモッティーさんだった(笑)



うぉぉ!ってな感じでスモッティーさんの雄叫びがホイッスルがわりになり。
真っ先にパドルアウトしたのはスモッティーさん。
続いて自分。  そしてTさんと。  みんなポジション争いに必死だ♪

スモッティーさんがAirを決めれば自分はチューブ狙い。

そんな中。
ひとりセットを待ち続けるのはイタンキのTさんだ。



そしてこの日の最大級のセットを掴み。
見事なテイクオフ!



優勝を決めた伝説のライディング♪  流石はローカルさんだ。  イタンキの波を知り尽くしている。

波が無くても。
サーフボードが無くても。
遊びには楽しむ心さえあれば十分だ。

なんだか、ボディーサーフィンで波乗りの原点を感じた気がした。

大笑いしながら海から上がり、イタンキ浜の風景を楽しみながら歩いていく。



なんだか外国みたいで、エンドレスサマーの1シーンのようだった。

ローカルさん達の集まっている場所に戻ると、YU-JIさんがいらして。
何やらハコブンダーにいたずらを?



では無く。
DOVEのステッカーをハコブンダーの右フェンダーに貼って下さった♪



そしてこの後。
自分が皆さんにおねだりして記念撮影♪



Tさんを筆頭にYU-JIさんSさんJさん。  それからイタンキのキムタクさん。
後ろの美女三人組は。  イタンキチャーリーズエンジェルの皆さん(笑)
そしてスモッティーさん。

また思い出に残る写真をが一枚増えた♪
*イタンキのローカルの皆さん!
楽しい時間を本当にありがとうございました!

今日は家に泊まっていきな!とTさんが言って下さったので、そのお言葉に甘える事に♪
すると、温泉に行く事になり。
温泉大好きなYU-JIさんオススメのオロフレ荘へ



かの有名な。  登別の奥座敷、カルルス温泉だ♪
イタンキ浜ではしゃいだ汗と砂を落としてさっぱり♪

そしてこの後。
室蘭名物の焼鳥を食べに人気店の一平さん連れて行って頂いた♪



室蘭焼鳥は。  焼鳥なのに豚肉が串に刺さっているのだ♪



それに辛子をつけていただくのが通の食べ方。
次から次へとテーブルに並べられる焼鳥さん。
話しも弾む♪
そしてお酒も進み。



話しの中心は昔の波乗り話しへ!
あの時どこどこのポイントで誰々がさぁ~(笑)  とか。
あの時のあの波は凄かったなぁ!  とか。
○○は最近どうしてるのかな?と昔の友達の話しが出たり。

もちろん。  自分には何がなんだかわからないが。
TさんスモッティーさんYU-JIさんが懐かしそうに。
そしてすごく楽しそうに話している姿が印象的だった。

前にスモッティーさんが言っていた。
サーフィンをしている時はその瞬間、瞬間に心のシャッターを切っている。
と。
その心に焼き付けた波乗りの記憶が、今自分の目の前で再生されているのだ。
その場にいなくても。
そこに出てくる登場人物がわからなくても。
その表情や話し方から。  その場面が手に取るようにイメージ出来た。

そしてこの場面を。
心のシャッターをおろし楽しい記憶として心に残している自分がいた。

TさんスモッティーさんYU-JIさんに温泉から食事までご馳走になってしまい、さらにTさんのご自宅で就寝。
あっという間に眠りに着き。

30日-------------------------------------------------------

そして朝になった。

『おぉ!やなっち!起きたか♪朝ご飯食べていきな!』とTさん。
しっかり朝ご飯をいただき、お昼にとおにぎりをと♪
*ごちそうさまでした!朝ご飯も特大おにぎり美味しかったです!おやつまでありがとうございました!

お昼前に。  Tさんともう一度イタンキ浜へ。
やはり波はなかったが、ポイントについていろいろ話しをしてくれたTさん。



昔の波を思い出しながら話しをしてくれたのがすごく印象に残った。

そして出発。
自分が迷わないようにと国道の入り口まで徐行運転で案内して下さった。
本当に心の優しい方で。
なるほど、このTさんの下でイタンキのポイントは育まれて来たんだな~。
と。
そう感じた。

*Tさん本当にお世話になりました!イタンキの雰囲気すごくよかったです!そして今回はサーフィンはできませんでしたが、いつかイタンキの綺麗な海でサーフィンをして見たいです!
ありがとうございました!


函館を目指して走り始め。  しばらく走り。  信号が赤に変わり。  信号待ち。
ふと。  
左を見ると。



あぁぁぁ!  あれは!!  剛さんだ!
東京~札幌間をリアカーを引き、ゴミ拾いしながら旅をしている、福島であった剛さんだ♪
まさかここで再会出来るとは!

もうびっくりだし嬉しいし♪



お互いに再会を喜び合いながらしばらくあれこれ話していた。

剛さんの旅は後少しでゴールだ。
この後、登別~白老~苫小牧~千歳~恵庭~札幌といったルートだ。
自分を応援してくれた、たくさんの北海道の皆さん!
もし、剛さんを見かけたら。
自分にしてくれたのと同じように応援よろしくお願いします!



そしてチャンスがあれば話しをして見てください。  きっといい話しを聞けると思います。
自分も福島で始めてお会いした時、すごく感銘を受けました。

『ゴミ拾いは徳拾い♪』です。
今夜は久しぶりの道の駅泊です!

あと何日かかるかわかりませんが、函館目指して顔晴り(頑張り)ます!

ではまた!

 

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