第百七十九話 “ バス停 ” 11-05

 

今日からは一人だ。
バスで住用のボランティアセンターまで行く事にした。

北海道のYAMADAさんが言っていた。
最初は自費でバスに乗り本部まで行っていたと。
片道800円くらいだ…。

そこで。  YAMADAさんが行政に掛け合い。
まぁ自転車はあるが…
自分達のような交通手段がない人の為に移動手段を確保してくれた。
またその申し出を快く受けてくれた地元バス会社さんに感謝だ。


【こんな高さまで泥が…】

 

今日は住用の託児所に向かった。

その時。  子供達は泣かなかっただろうか。
でも本当に無事でよかった。


【遊び相手のいない遊具】


【困ったゾウ】


【ホッ♪】
 

帰りに宿まで送ってくださったFさんが。  こんな事を言っていた。
災害直後。
何もすることが出来ずに…。  でも今ここにいると『ホッとするよ』と。
自分にも出来る事があったと。


【何かTAISAKUは?】

平成2年  台風19号  水位。  ?
水害は初めてじゃない?
水位の高さは自分の肩近くまである。
子供達なら確実に背丈を越える水位だ。
その後どんな対策をしたのだろうか…。

【すみませ~ん♪手空いてますかぁ~?】


【10月31日一面】


【おばちゃんいつもありがとう!】

宿に戻ると洗濯物がたたんであった。
宿のおばちゃんにはお世話になりっぱなしだ。
恩返しをいくらしてもしきれない。
だから明日も恩返しさせていただきます!

今日もありがとうございました!

ではまた!