第三十九話 “ 三年後の演奏会 ” 06-05

昨夜は慣れない手つきでカウンターに立ち(笑)



バーテンさん見たいで楽しい時間を♪

営業後。
夕食にと、めちゃめちゃうまいカレーライスを頂いた♪





しかもデザート付き♪
そのまま浜松のくろねこ停Fさんの計らいで、ビルの3階にある空き部屋に寝かせて頂いた。

いつも思う。

屋根。  壁。  水。
どれも普段の生活では当たり前のものだ。
そう。
当たり前の。
でもこんな旅をしていると。
それがとてもありがたい。
屋根は雨を避け。
壁は風をかわす。

そして水。
これがなければ生きられない。
無くなって始めて知る有り難み。

しかし。
普段の生活では当たり前でも。
無くなっても困らない物もたくさんある。
そこで気付く。
普段の生活の贅沢さ。
その贅沢な暮らしにすら慣れてしまう人間。

さて。
今日は。
種子島でお会いしたHさんと会う約束が♪
もともと。
屋久島行きのフェリーが一緒だった大阪のご夫妻の弟さんだ。

不思議な縁だ。
『静岡着いたら連絡してね!』とHさん。
昨日のくろねこ停のFさんと同様だ。
こうして今日。
種子島で偶然お会いしたHさんと静岡で再会したわけだ。
種子島で会ったのが約一ヶ月前。
自分的にはもっともっと前に会った気分だ。
それだけ充実した濃ぃい毎日だった。

逆にHさんは久しぶりに会った気がしないと。
『毎日ブログを見てるから一緒に旅してる気分だよ♪』と。
『お腹空いてるやろ!』と、うな重をご馳走になってしまった。



そして大阪の姉さんからと頂き物までしてしまった。
Hさん。

以前にこんなメッセージを下さった事がある。
『毎日君のブログを読んでいたら、なんだか羨ましくなって来たよ。自分が毎日いかに時間を無駄に過ごしているか気付かされた…』と。
同じ話しを同級生の幼なじみにしたそうだ。

そして。
『自転車の旅は無理だけど、俺達もなんかしよう!!』と言う話しになり。
バンドを組み、3年後の60歳で集まる同窓会で演奏しよう!!って事になったと嬉しそうにニコニコ話してくれた。
その笑顔、生き生きした雰囲気が印象的だった。

何だかすごく嬉しかった。
自分がきっかけを作れた事に。
こんな自分でも。
誰かの何かの役にたてた事が。
キラキラの子供のような笑顔に会えた事が。



気付く事。
何かに気付く事は大抵の人は出来る。

でも。
行動に移せる人が少ないわけだ。
考えてたって何も始まらない。

一歩。
動き出すこと。
これが1番大事だと思う。
Hさんと別れた後も嬉しい心が満たされていた。
この可能性に。

そう。
もしかしたら。
誰かの。
何かを変える。
きっかけになれる可能性。

足取り軽く進む道。
ショップにより情報収拾も欠かさずに♪



GUNさんの作っているフィン。


カッコイイ!

延々と続く海沿いの道。




今日は海辺でキャンプしよう!



波の音を聞きながら。
明日の波との出会いに期待して♪

では!