第二十八話 “ 儚いからこそ ” 05-25

昨晩は和歌山市内の宿にて。
たまには飲もうではないか!。
と思い。  ビールを購入。

クハっ~!
と、一口飲んだ。
次の瞬間に寝落ちした(笑)
せっかくの布団も。
朝方まで未使用。
ちょっと残念。

さて今日は。
磯ノ浦へ移動。・・・・・・するも。
場所がいまいちわからず。
看板を頼りに狭い路地の町並みをさ迷う。

何とかポイント周辺到着。
しかし。
小さな川に阻まれてポイントへたどり着けず。

どうしよう。
このままここにチャリをここに停めて海へ行こうかとしばし考える。
でも道端はまずいな~。
ん~困った。
目の前にショップさんがあるがまだ開いていない。
勝手に停める訳にも行かないし。
すぐそこに波があるのに、お預け状態がしばらく続く。

と、そこへ。
海から戻って来たショップの方に遭遇。
『自転車停めさせてもらえますか?』と精一杯爽やかに頼み込む。
『いいですよ!』と百倍爽やかに返される。
『ありがとうございます!』と、最大でその20分の1の爽やかさをもってお礼を言う。

3分で支度完了。
『行ってきま~す♪』とルンルン気分。
『混んでるから気をつけてね!』と、これまた爽やかなサーファーさんに声をかけてもらう。

東の鵠沼 西の磯ノ浦 とまで言われる人気ポイント。(↑勝手に作りました笑)
その混雑ぶりはハンパないとは聞いていた。
確かにさっき波チェックをに行ったら大勢のサーファーさんが波乗りを楽しんでいた。





いざ海に入ってみる。
実際入ってみるとややオンショア気味だった事もあり、そこかしこで波が割れていて混雑はさほど気にならなかった。
波はもも~腰セット腹くらい。
しかし。
やはり関西圏のポイントだ。
回りを見渡すと個性豊かな方が大勢いる。
中でも目を引くのはハワイのマカハを彷彿とさせるロングボーダーさんの姿だ。
リアルにRealBVoice。
ハンパない。
カッコイイ♪
でも迫力あり過ぎだ(笑)
しばらく波乗りを楽しむ♪
意外にも冷たい水温に体が冷えて来て海を上がる。

ショップさんに戻る。
と。
ウォォ長音記号1
さっきのマカハさん(仮称)がそこにいるではないか!!
ついついその迫力に圧倒され、隅っこでいそいそと着替える。

支度を終え、お礼とステッカーを購入しようとお店の方へ移動。
朝も見かけた方がいたので『お世話になりました!』と言いに行くと。
『あっ!ちょっと待って。社長がその辺にいるから。』と。

しばし待つ。
横にはマカハさん。
思いきって話しかけてみると。
めちゃめちゃ笑顔の素敵なかただった♪
少し話していると。
奥からこれまたオーラが漂う方が登場。
カイザーのオーナーさんだ。
渋い。
渋過ぎる。

『どっから来たの?』と。
話していると。
いつの間にか回りは個性派揃いのサーファーさんだらけだった(笑)
しばらくの質問攻めが続く。

あっそうだ。
ステッカー買わなきゃ。
と思い。
『あの~ステッカーとかありますか?』と聞くと。
カイザーのオーナーさんが。
『そうだ。そうだ。今の内に目立つ場所に貼っとかなきゃな♪』と、店内からステッカーを持ち出し、自分のチャリを見ながらその目立つ場所を物色。





ここに決ぃ~めた!って感じでオーナーさん自らリアカーのフェンダーへ貼り貼り♪



上手く貼れたようで満足げなオーナーさん♪

ふと思う。
なんでかサーファーさんってのは爽やかで子供のような人が多いんだろうかと。

やはり。  それは。
わかっているからだ。
儚い波のように。
人生も一瞬一瞬を楽しむべきものだと言う事を。
自分もそう有りたい。
そう有り続けたいと思う。

一期一会。  一波一会。   今日の一会に感謝して。



ではまた!

★皆さんいつもありがとうございます!本当にいつも嬉しく、励みになっていますがコメントやメッセージ・ペタがなかなか返せません。
ですが、ぜひこれからもよろしくお願いします!