昨夜は。 暗くなった頃に到着したKENGO君と一緒だった。 ![]() 普段。 くだらない話しばかりしているが。 昨日は。 ちょっと真面目と言うか。 少しまともな話しをした。 それも旅の終わりの気配を感じたからだろうか。 朝。 夜、星がキラキラしていた分だけ。 肌寒い。 また普段通り。 くだらない話しをしながら。 それぞれ出発した。 次の街。 萩市に到着。 普段あまり観光はしないが。 ちょっと気になる場所がある。 波もなさそうなので。 今日は少し寄り道しようと思う。 萩の城下街に着くと。 大阪のチャリダーY君を発見。 観光で賑わう城下街を二人で走る。 ![]() その後。 今日はトラックや行き交う車を気にしながら。 国道を走る気にはならなかったので。 地元の方に道を聞きながら。 海沿いの道を進む事に。 ![]() ドキドキする位ワイルドな道。 ![]() でも景色は最高♪ ![]() 日本海は本当に綺麗だ。 今まで。 実際見た事もないのに。 日本海のイメージは。 なんとな~く薄暗い感じだった。 が。 日本海は水も澄み渡り。 白い砂浜に松が生い茂る。 ![]() 絵画のような風景が、至る所にある。 百聞は一見にしかずだ。 ところで。 自分が今日。 本当に立ち寄りたかったのは。 萩の城下街ではない。 実はその前に。 と、ある場所へ行っていた。 幕末維新胎動の地 立ち寄った松陰神社の石碑にそう書かれていた。 松下村塾。 ![]() ![]() 幕末維新の原動力が産声をあげた場所。 吉田松陰の銅像。 萩の街を見下ろす丘の上に立っていた。 ![]() 海を見据えたその目には。 今、何が映っているのだろうか。 ![]() 昔。 幼なじみから進められた一冊の本。 司馬遼太郎さんの竜馬がゆく。 あの本を読んだ時。 自分もこう在りたい。 と思った。 そして。 (諸説あるとはおもいますが。) 自分が龍馬さんと誕生日が同じと知った時。 なんだかすごく嬉しかった。 この人のように成りたい! それは別に。 世の中を変えるとか。 歴史に名を残す人になるとかではない。 男として生まれたからには。 何かを成し遂げたい。 そんな漠然たる思いだ。 龍馬さんは。 あの時代にして。 日本全体を見ていた。 ひとつの国として。 もしかしたら。 これから書くことは。 問題発言かもしれない。 でも。 そんな風に感じた自分の気持ちに素直になろうと思う。 サーフィンには。 ローカルさんとビジターさんの問題が必ずある。 が。 この国で。 同じ趣味を持つ者同士。 皆、日本と言う国のローカルではないだろうか。 なぜ。 同じ仲間同士がいがみ合うのか。 すべての人が。 日本のサーフポイントを愛し。 日本と言う国全体でサーフィンの文化を育めば。 今あるたくさんの問題は解決されるのではないだろうか。 そしてその力がひとつの方向に向けば。 たくさんの環境問題も…。 なんて… 生意気言ってすみません…。 銅像のほとりにひっそりと。 しかしながら厳かに佇んでいたお墓。 ![]() 吉田松陰 高杉晋作 久坂玄瑞 今の自分と同じ世代の人達が。 我が身を投げうって世の中を変えようとしていた時代。 なんだか、その墓前にたった時に。 ふと。 そんなことが頭に過ぎったりしたもので… これは吉田松陰辞世の句。 “身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂” 日本のローカルとして。 いや。 地球のローカルサーファーとして。 自分にも。 小さな事でも。 何か出来る事がきっと。 きっとある。 たくさんのものを与えてくれるサーフィンに出来る恩返しが。 そう思った。 *ローカリズムやビジター問題を否定するものでも肯定するものでもありませんので、その点をご理解頂ければと思います。 ではまた! |